なぜかユニセフに1万円募金したことに... ソフトバンク「かざして募金」に「覚えがない」人たち

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簡単に募金できるシステムが裏目に

   ツイッター主によると、日本ユニセフ協会への募金扱いとなった1万円は翌月の電話料金から差し引くことになり、手元に戻ってくることになった。

   しかし、こう続けている。

「とんでもない仕様である。勝手に引き落とされてしまうのでワンクリック詐欺より酷い。誤動作で簡単に金銭の取引が行われてしまう」
「しかも今後も毎月1万円の寄付を継続するとか... 調べると他にも同じような経験をされている方がいるようだ」

と、いくつかのクリックで取引が簡単に成立してしまう、ソフトバンクのiPhoneでの問題点を指摘している。

   インターネットでは、こうしたツイートが拡散しており、

「誤作動じゃなかったとしても、ワンクリックでいきなり取引成立とか怖すぎるんだよなぁ...」
「え、SBにはdocomoみたいにケータイ払いのときにspモードパスワード入力する手続きないってこと?(驚愕)」
「もう何年も前からお知らせメールを使って同じことやってますよ、ソフトバンクは」

と、注意を呼びかける声が相次いでいる。

   「かざして募金」について、ソフトバンクは「もともと誰もが少額から気軽に、簡単に募金できるようにして、社会貢献できるようにしたものです」と説明。ただ、じつは「これまでも意図せずに募金していたケースがあり、問い合わせもありました」と明かす。

   このため、ソフトバンクは2015年夏ごろから対策を講じている。

「募金する意思がないのに誤って募金しないように、参加する団体の『募金サイト』から金額選択画面に移るまでに、寄付金の使途などを説明するページを設けたり、『募金する』というボタンのサイズを小さくして、間違って指でタップしたりしないよう、以前から寄付先に行っていただいています」

と話す。

   さらに、「寄付していただいた方には月に1回お礼メールを配信しており、寄付へのお礼を伝えるとともに、万が一意図せず寄付してしまった場合も、お客さまご自身に気づいていただけるようにしています」とし、

   今回のツイッター主のケースのように、利用者が意図せずに募金してしまった場合には、「申し出の状況を確認したうえで、翌月の電話料金から募金分を差し引いて対応しています」としている。

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