「総合的に考えて判断していきたい」
その次に「いずれにしても」と唐突に言及したのが、2024年夏季大会の招致レースだ。
「いずれにしても、これからの、東京の次、2024年で各国・各都市が、例えば手を上げていたハンブルグ、ボストンとかローマ。元気に手を上げていたのが段々段々、今、手が下がりつつあってwithdraw(撤退)してしまっている。その理由というのは財政、それから環境に対して、色々と会場を作ったりすることに対して問題点(がある)ということで市民、国民からの反発(がある)ということで手を下ろしたということ」
世論の支持が得られなければ五輪は開催できないことを強調する狙いがあるとみられ、小池氏は改めて
「ですからやはり、お金の問題というのは作る部分と後利用の話があるので、だからこそ総合的に考えて判断していきたい」
と話した。