「いじめられてる奴、そんな悪くないと思えば味方する」
さらに「特定の病気になった人を殺せ!と言っている人を擁護している」といった批判に対しては「こんな連中に本気のジャーナリストを殺されたくない」「殺せ!にだけこだわりすぎ。誰かの頼まれてはるんかなぁ」とも反応した。
そして、一通りの議論の後に、
「これは昔からの性分でね。クラスでいじめられてる奴がいても、この人そんな悪ないやろ、と思ったら味方します。味方どころかついて行くぜ」
と投稿し、長谷川さんを終始かばい続けた。
長谷川さんは9月19日、自身のブログに「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!」と題したブログ記事を掲載。現状の健康保険・年金制度を問題視する中で、日本における透析患者の多くは「自堕落」な生活を送り続けた結果、透析を受けざるを得なくなった人々だ、などと主張したため、批判が殺到する事態となった。
腎臓病患者で構成する「全国腎臓病協議会」は23日付で長谷川さんに抗議文を送付。29日にはテレビ大阪がニュース番組「ニュースリアルFRIDAY」からキャスターの長谷川さんを降板させたことを発表した。
少子高齢化も進む中、社会保障給付費の使い方を考えていかなければならない――という事自体は、長谷川さんのブログがなくとも、多くの人が問題意識を持っていた部分だ。そのため長谷川さんのブログの中で、この部分については吉田さんに限らず同意する声がある。
だがネット上では、現行制度の問題点を訴えることと、現在透析を受けている一部患者をバッシングすることは別の話だと考える人が大多数を占めている。そして、長谷川さんの言う「自業自得」な理由によって透析患者になった人がいたとしても、「殺せ」との言葉を向けられるべき正当な理由はない、との見方が大半だ。
「長谷川擁護派」の吉田さんのツイッターには、その後も批判的な意見が数多く寄せられている。