カナダの通信機器メーカー、ブラックベリーは2016年9月28日、スマートフォンなど全ての携帯端末の自社生産を終了すると発表した。今後はセキュリティーなどソフト事業に注力する。
携帯端末に関してはノキアに次ぐ業界第2位の地位にあったが、スマートフォンの時代を迎えてからは販売シェアを落とし続けてきた。ハードウエア事業から撤退以降は、インドネシアの携帯販売会社ティフォン・モバイル・インドネシアに生産を委託し、「ブラックベリー」ブランドの携帯端末を生産、販売するとともに、ソフトウエアの供給を行っていく。