【この差って何ですか?】(TBS系)2016年9月18日放送
「体の悩み&気になる病気の差を全部解消SP」
老眼は誰にでも起こる。個人差はあるが、40歳前後から近くにあるものが見えにくくなる。
老眼は、なりやすい人となりにくい人がいるという。実は食べ物が、両者の差にかかわっている。
焦げた食べ物に老化促進物質「AGE」が
老眼の原因は、遺伝と生活習慣、そしてもうひとつある。慶応大医学部教授・井上浩義氏は、老眼になりやすい、なりにくいの差をこう説明した。
井上教授「焦げた食べ物をたくさん食べたかどうか」
スタジオ内には「えーっ」と驚きの声が響く。MCの加藤浩次は思わず「ウソだろー」と叫び、ゲストも口々に声を上げた。
指原莉乃「絶対ウソだよ」
上地雄輔「おこげがうまいんじゃん」
榊原郁恵「今日、パン焦げたの食べた(笑)」
魚や肉、食パンの焦げた部分には、老化を促進する物質が多く含まれる。これが「AGE」(終末糖化産物)だ。井上教授によると、焦がせば焦がすほどAGEは多く作られて、食べると7%が排せつされず体内に残留する。
老眼は、目のピント機能をつかさどる水晶体の調整能力が落ちることで起こる。AGEが水晶体にたまり、その動きを鈍くするのだ。
AGEは老眼を進めるだけではない。医療関係者がつくっている「AGE測定推進協会」のウェブサイトによると、AGEが血管に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞、骨にたまると骨粗しょう症といった深刻な病気の一因になるという。