批判が上がることは「予期していなかった」
市担当者は28日、J-CASTニュースの取材に「現在も多くのご意見が電話で寄せられている。ほとんどが市外の方で、1日50件程度あります」と話した。公式動画のコピーが拡散していることについてはすでに把握しており、「現在対策を協議している段階」だという。
地方自治体のPR動画としては良くも悪くも異例の注目を集めることとなったわけだが、同担当者は、あくまで「こうした批判が上がることは予期していませんでした」と説明する。
現時点で動画の表現が「性差別的だった」との認識を持っているか尋ねると「性差別的な受け止め方をされた、ということを受けて『不愉快な思いをさせてしまった』と謝罪しました。配慮が足りなかったと感じております」とした。
ガーディアンの記事では、日本でここ最近起きた「性差別騒動」も紹介している。三重県志摩市公認の萌えキャラ「碧志摩メグ」の騒動や、滋賀県栗東市教育委員会が作成したチラシをめぐる住民訴訟、H.I.S.と「東大美女図鑑」のコラボ企画問題を例に挙げ、いずれもネット上で抗議キャンペーンが起きたと指摘している。
BBCでも今回と同様の騒動として、少女を乳牛に見立てて物議を醸した乳飲料製品のCM動画についても言及している。