76歳が「泣き顔」美人コンテストで独走中 淡路島で何が起きているのか

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「まさかまさか、優勝だけはしないだろうと...」

   ネット上でも濱口さんの「美人コンテスト優勝」を後押しする動きが出ているようで、ツイッターやネット掲示板には、

「本気で生産者に1位になってほしい」
「ばあちゃんすげぇーな。応援しておこう」
「ばあちゃんが一番いい涙だった」

といった書き込みが相次いでいる。なかには、「地元で作ってる人以上にタマ泣き美人と言える人はいない」「玉ねぎ農家だし、バックグラウンドも相応しい」などと濱口さんへ投票する理由を「力説」するネットユーザーも数多く出ていた。

   こうした途中結果について、「うずのくに南あわじ」取締役の金山宏樹さん(33)は27日のJ-CASTニュースの取材に対し、「全く予想していなかった事態です」と驚きを語る。グッズの販売個数も、同日現在は濱口さんが1位になっているという。

   そもそも、なぜ美人コンテストに76歳のおばあちゃんをノミネートしたのか聞くと、

「淡路島のタマネギの魅力を発信するのが企画の趣旨ですので、どうしても地元の農家さんを候補者に入れたかったんです。まさかまさか、優勝だけはしないだろうと思っていたんですが...」

と話す。ネット上で投票を呼び掛ける動きが出ていることについては、「それだけ話題になっているということで、いい動きじゃないでしょうか」として、特に問題視はしていないという。

   また、ネットで熱狂的な支持を集める濱口さんについての「裏話」を金山さんに聞くと、

「PR映像の撮影スタッフから聞いた話ですが、現場にお友達のおばあさんを3人連れてきたそうです。その上で濱口さんは『みんなも出たいって言ってるんだけど』と訴えていたらしいんですが、申し訳ないんですがお断りしましたよ」

と話していた。

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