人工透析ブログ「当社団の公式見解でない」 長谷川豊氏が理事の医師団体「医信」が謝罪

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長谷川氏は「殺せ」記事のタイトルを変更

   長谷川さんは19日のブログの中で、現状の健康保険制度および年金制度を問題視する中で、日本における人工透析患者に言及。その多くは、医師からの注意を無視して自堕落な生活を送り続けた結果、透析を受けざるを得なくなった「自業自得」な患者だと主張していた。

   このブログに対しては非難の声が数多く上がり、ネット上は「炎上」状態となった。ブログ記事を転載していたニュースサイト「BLOGOS」は22日、「不適切な表現が含まれている」として、記事を削除した上で謝罪。23日には全国腎臓病協議会が「透析患者に対する誤った認識を社会に印象づけるものであり、強い憤りを覚えます」として、「発言の撤回と謝罪の掲載」を求める抗議文を公表する事態に発展していた。

   こうした中、長谷川さんは25日に19日付ブログのタイトルを変更。「殺せ」といった過激な表現を消し、

「医者の言うことを何年も無視し続けて自業自得で人工透析になった患者の費用まで全額国負担でなければいけないのか?今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」

とした。理由については、ブログ下に加えた注釈で「本コラムのタイトルなどが、悪意を持って拡散され、真面目に治療を受け、本当に苦しんでいる透析患者の方々の気分を害するような拡散がされている」ためと説明している。

   なお、長谷川さんは26日19時現在、「医信」の公式サイトの文書については触れていない。

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