過去の事件の通報時点で行政が動いていれば?
先のツイッター投稿者は事件発覚後の9月23日、再びツイッターでこの件に触れ、横浜市にツイートと同じ内容を通報していたと明かしており、この投稿者が、報道されている告発メールの送信者である可能性が高いとみられる。
事件が発覚したことで、8月のツイートに注目が集まり、多数のメディアからの取材依頼が相次いでいる。J-CASTニュースもメッセージを送っているが、25日17時現在返信はない。
横浜市医療安全課はメールの通報を受け、9月2日の定期立ち入り検査の際、大口病院側にこの件を確認、口頭で再発防止を求めたとされる。これに対し、ツイッターの投稿者は23日、
「私は横浜市健康福祉局医療安全課が大口病院にちゃんと監査に入ってくれていれば今回の報道された事件以前の事が表ざたになって警察が入って犯人が捕まっていれば今回の報道されている事件は起きませんでしたと思っております」(原文のママ)
などと指摘。過去のトラブルを告発した時点で、市や警察などがより適切な対応を取っていれば、「事件は未然に防げたのではないか」と、無念の思いを述べている。
大口病院では、ほかにも点滴を受けていた複数の入院患者が死亡しており、神奈川県警は関連も含めて捜査している。