乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さん(34)が2016年9月25日午後にブログ「KOKORO.」を更新した。夫の市川海老蔵さん(38)の母、希実子さんが、麻央さんの病名を知った時に漏らした「私がなればよかったのに」という言葉を綴り、涙が止まらなかったことを明らかにしている。
麻央さんは前日の24日には、同じく乳がんにかかったことがある自身の母親について「私は母になっても、永遠に、母には敵わない」などとする心境を投稿している。
「寂しさ、哀しさが同時に凝縮されて」
がんを告知された当時は、海老蔵さんの父、市川団十郎さんが亡くなって1年半ほどしかたっていなかったため、麻央さんは、
「(海老蔵さんの)母に、とてもでないけど、今度は私が癌だなんて言えないと思った」
と、自身の病よりも、とっさに義母に対する思いやりの気持ちが浮かんだことを吐露している。そして、海老蔵さんが希実子さんに電話をすると、希実子さんは、
「私がなればよかったのに。。。!」
と言ったと明かした。
麻央さんは、その言葉のなかには、団十郎さんを亡くした「寂しさ、哀しさが同時に凝縮されているよう」に感じているとして、
「涙が止まらなかった」
とこの日のブログを結び、夫を病で亡くし、今度は嫁ががんになった希実子さんの心情を思いやった。
麻央さんは、このところ連日、がんが告知された当時の自身や家族のことを投稿して、大きな反響を呼んでいる。この日のブログにも25日16時現在、3万件近い「いいね!」が付いているほか、
「私も涙がとまりません」
「麻央さん。私も同じ事言われましたよ」
といったコメントが寄せらている。