乳がんを患い闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さん(34)が2016年9月24日にブログを更新し、医師からがんを告知された時に感じた「母の愛」について振り返った。
電話口での母のふるまいが心に響いたようで、「私は母になっても、永遠に、母には敵わない」とつづった。
「底知れぬものに守られている感覚」
麻央さんが生検の結果を聞きに行っている間、母は家で子ども2人の面倒をみてくれていたという。20日のブログによれば、母も過去に乳がんを経験している。それだけに、
「私が乳癌であることを電話で聞いて、どんなに悲しかったことだろう。自分と同じ思いをこれから娘がするなんて。きっと、一番に私を抱きしめたかっただろうに」
と、当時の母親の心境を思いやった。ところが母は「子供たちのことは、ちゃんとみてるから」として、まずは夫である市川海老蔵さん(38)のところに行くよう告げたという。
麻央さんは「私は母になっても、永遠に、母には敵わない」とし、
「落ち込んだとき、いつも強くて優しかった祖母や強くて明るい母の血が私の中には流れていると思うと、底知れぬものに守られている感覚に包まれるのだ」
と、祖母・母の存在が自分にとってとても大きなものであることを明かした。