全体の事故数は大きく減っているのに高齢者は大して減らない
表現が差し替えられたのは「ひどい」という表現が不適切だと判断されたためだが、高齢運転者の事故率の高さは全国の警察にとって課題になっている。例えば京都府の場合、2005年に府内で起きた交通事故1万9460件のうち、高齢運転者(過失が重い「第1当事者」)による事故は1941件。高齢者の割合は10.0%だった。これに対して14年に起きた交通事故は1万185件で、そのうち高齢者によるものは1803件。割合は17.7%と大きく増えた。全体の事故数が大幅に減少する一方で高齢者の事故数はあまり減らないためだ。
この誤表示を伝える記事のヤフーのコメント欄でも、
「事実じゃないか」
「完全に間違っているわけではないと思う」
「間違いではない気がする」
といった声が相次いでいる。