CS「DeNA対巨人」が盛り上がる予感 「見どころ満載」これだけの理由

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   DeNAが初めてクライマックスシリーズ(CS)に出場、第1ステージで巨人と対戦することになった。「ハマ」(横浜)と「お江戸」(東京)の顔合わせは新たな人気を呼びそうだ。

   評論家の先生方は、顔色なし、だった。DeNAの躍進をだれも予想しなかったからである。

「恐れ入りました」「失礼しました」

と言うのである。完全ハズレは仕方なかった面もあった。

  • マスコットキャラクターのスターマンも大喜び?(写真は16年5月撮影)
    マスコットキャラクターのスターマンも大喜び?(写真は16年5月撮影)
  • マスコットキャラクターのスターマンも大喜び?(写真は16年5月撮影)

ラミレス新監督は「負けても、明日がある」と

   昨(2015)年のDeNAは最下位。中畑清監督の下、前半戦は首位だったのだが、オールスター戦を境に調子を落として沈んだ。前半戦も予想外なら後半戦も予想外だったわけである。

   そして今シーズンも予想外。専門家泣かせ、のチームともいえる。

   今季のDeNAは、前半戦40勝44敗3分けで3位。振り返って見ると、開幕から不振で、5連敗を含み負けが込んだ。5月下旬まで最下位だった。借金10というときもあった。

   それだけに粘り強い戦いぶりは賞賛されよう。

   アレックス・ラミレス新監督のさい配は見事だったといえる。

「チームは家族」

   この考え方が浸透した。このキーワードは外国人が口にすると違和感が全くない。選手たちが語る。

「負けても、明日がある、と言ってくれる。それも明るく、だ。気持ちが楽になって。次の試合に臨めることができた」

   日本伝統のお説教はなかった、という。

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