日本航空(JAL)は2016年9月21日、ドラえもんを機体に描いた「ドラえもんJET」の発表会を東京・羽田空港で開いた。
ドラえもんJETが就航するのは3回目で、国際線に就航するのは初めて。「ドラえもん」人気が特に高い中国路線を中心に就航させ、現地での知名度を高めて観光客をさらに増加させたい考え。
機体にあしらったドラえもんの頭にはタケコプター
これまで、ドラえもんJETは10年と12年の2回にわたって映画のキャンペーンの一環として国内線に登場。今回の機体では、国際線仕様のボーイング767-300型機(237人乗り)前部に、縦4.6メートル、横5.9メートルのドラえもんをあしらった。ドラえもんは頭上にタケコプターを装着しており、飛行機が進む方向にドラえもんが飛んでいるようにも見える。後方ドアには縦2.7メートル、横1.6メートルの「どこでもドア」をデザイン。その隣には、縦4.8メートル、横12.7メートルにわたって東京の街並みを描いた。
ドラえもんは、中国でも大人気だ。日本で14年8月に公開された映画「STAND BY ME ドラえもん」は15年5月には中国でも公開され、5月31日には、中国で公開されたアニメ映画の1日当たりの興行収入としては過去最高を記録した。