タレントで女医の西川史子さん(45)がテレビで発した一言がネットで大論争に発展している。
交際中の男性の部屋に行き、台所に「みりん」があったら自分以外の女がいる浮気中の男だ、というのだ。
小沢一敬「自分は週に2回は買いますよ」
西川さんが出演したのは2016年9月20日放送の関西テレビのバラエティー番組「ニッポンのぞき見太郎」。番組では交際して8か月経つのに交際男性が自宅の部屋に入れてくれないと悩む女性が登場し、いきなり訪ねてみる、というドッキリ企画を放送した。ある調査では、部屋の中に妻や彼女に見せられないものがある男性は54%いた。番組に登場した女性は男性が自分の部屋に誘わないのはHな本があったり、元彼女に関するグッズがあったりするのではないか、などと疑っていた。結局そういったものは無かったが、番組では女性が交際男性の部屋に入り、チェックするのは当然のことだという話になった。すると西川さんは、あるものが男性の部屋にあったら、関係はお終い、として、こんなウンチクを語り出した。
「戸棚、トイレ、全部チェックして『みりん』があったら終わり。(浮気相手の)女がいるな。賞味期限の新しいものだと、『あぁ、新しい煮物を作っている女がいるな』」
と、そういうことが分かるのだという。しかしそれに対し、お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬さん(42)は、
「自分は週に2回は買いますよ」
とネタなのか本当なのか分からない切り返しをした。ちなみに、同じ番組に出演していた「チュートリアル」の徳井義実さん(41)と小沢さんは、「同居する仲」と番組で紹介していた。実は2人が一軒家を借りているのは有名な話で、ここでは酒を飲んだり遊んだりしているそうだ。みりんを使って酒の肴を作っていても不思議ではない。
この「みりんがあれば別の女がいる」という西川さんの発言は、ネット上で大論争に発展。
「そういえばみりんって自分で買った事ない」
「家に行くくらいの関係になれば、普段料理してるの~?って話くらいしてるから、全然できねーって話を聞いた後にみりんがあればアレってなるだろう」
「そういや買っても全部使いきったことないな。気が付いたら賞味期限切れとる」
など納得する人もいるのだが、西川さんの認識に対する批判の方が圧倒的に多いようだ。これは昭和の時代によく使われたネタで古すぎるし、今の独身男性は独身女性より料理に関心がある人が多いため、みりん程度の調味料は揃えている、という理屈だ。
みりん買うような男は料理にうるさくて面倒くさい?
西川さんの発言に異を唱える人たちは掲示板に、
「和食の基本だろ、みりんなんて。今時男は料理しないなんて時代錯誤な事思ってるのかよ」
「西川自身が料理してなさそう。みりんの重要さがわかってないからそんな事いうんだよ」
「料理するやつは普通にみりん買うだろ... そんなことであらぬ妄想抱かれるとかビックリだな」
「昔ならともかく今は一人暮らしだとネットでレシピ見てその時必要だった調味料も置いてあるからなぁ。このおばちゃんが言ってるのは、きっと昭和のあるあるネタだよ」
などが書き込まれている。また、西川さんは料理をするような男が根本的に嫌いだからこんな発言をしたのではないか、とか、
「自炊で味醂まで買うような男は料理にうるさくてめんどくせえからアウト、ってのはあながち外れじゃないだろ」
などと、西川さんの男性観を物語っていると解釈している人もいる。