乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さん(34)が病気の進行状況の現状を初告白した。
2016年9月20日朝に更新したブログで、肺や骨などにも転移していることを打ち明けた。
生検結果聞くまでは「暗闇に追いていかれるような感覚」
麻央さんは2014年10月に自己チェックで左乳房にしこりを発見し、すぐに生検を受けた。医師からはその時点で「95%、癌です」と言われ、脇のしこりについても指摘されたという。20日のブログでは、
「生検の結果を聞くまでの10日間は、ひとりだけ違う時間軸に生きて、ゆっくりゆっくり皆とは違う 暗闇に追いていかれるような感覚だった」
と振り返った。
当日については「診察室に入った時の先生の表情で、『陽性だったんだな、癌なんだな』と分かった。心の準備は意外とできており、冷静に先生のお話を伺った」と回想。そして「この時点では、まだ脇のリンパ節転移のみだった(その後、現在肺や骨などに転移あり)」と当時の病状を報告すると同時に、現在の転移状況についても明らかにした。
16年6月に会見を開いた夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵さん(38)は、麻央さんの病状について「進行性がん」「手術に向けて抗がん剤治療を続けている」などと説明するにとどめていた。麻央さん本人も9月1日のブログ開設以来、具体的進行状況については公表してこなかった。