お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さんが、「二重国籍問題」に揺れるなか民進党の新代表に選出された蓮舫氏について「ツッコミでのし上がった人」だと分析した。
そのうえで、同氏の謝罪会見の様子を「ツッコまれたときのアドリブが弱い」と指摘。お笑い芸人ならではの視点が、ネットユーザーにウケている。
「ツッコミでのし上がってきた人間」
松本さんは2016年9月18日放送の情報番組「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、蓮舫氏についてコメントした。
「だいたい上にあがってきた人は、ツッコミでのし上がった人間とボケでのし上がった人間がいる」
と前置きしたうえで、蓮舫氏は前者だとした。「二重国籍問題」をめぐって行われた蓮舫氏の謝罪会見に触れながら、
「ツッコミでのし上がってきた人間は自分がツッコまれた時のアドリブが相当弱い」
と分析した。
とくに「アドリブ」の具体例を挙げなかったが、松本さんはその直前、番組に出演するJリーグ初代チェアマンの川淵三郎氏の、
「自分が(代表就任後のテレビインタビューで)『首相を狙う』と言っている。普段は『ナンバー2じゃどうしていけないの?』と言っていて、なんでナンバー1を望むのかな」
という一言に「ひっかかる」と反応している。
ここで引き合いに出されたのは、旧民主党政権下で実施された09年の「事業仕分け」で、蓮舫氏がスーパーコンピューター関連事業について触れた際の発言「世界一になる理由は何があるんでしょうか? 2位じゃダメなんでしょうか?」だ。
このことに絡めたのか、松本さんは、「二重で何が悪いんですかくらい言うてくれた方が...」と「アドバイス」している。