強烈な日差しと乾燥で肌が悲鳴 ビタミンEで滑らかさを取り戻す

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   私が住む米カリフォルニア州に、苦手な乾燥する季節が近づいてきました。乾燥が原因で悪化してしまうアトピー持ちなのです。最近、皮膚がかさかさになり、かゆみを感じる頻度が増えてきました。

   先日オーガニックスーパーに立ち寄って、乾燥予防にいい製品を尋ねたところ、店員からは以前本連載で紹介したココナッツオイルを塗るように言われました。確かにココナッツオイルは「万能薬」だと思うのですが、どうもまだ匂いが気になります。ココナッツオイルと同時に勧められたのが、ビタミンEのサプリメントでした。

  • ビタミンEは、マルチビタミンから摂取する人が多いようです
    ビタミンEは、マルチビタミンから摂取する人が多いようです
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抗酸化作用でアンチエイジング

   ビタミンEはビタミンCなどと違い、水に溶けない脂溶性ビタミンで、体の中で活性酵素が細胞を酸化させるのを防ぐ役割を果たしています。活性酵素は老化を進めることで知られていますが、それに対して抗酸化作用がはたらくビタミンEは、裏返せば老化を遅らせるのに役立ちます。

   ビタミンEは他に、コレステロール値を下げたり、心臓病予防やホルモンバランスを整えたりするなどの効能が期待できますが、今、個人的に一番気になるのは「傷んだ肌を修復する」力でしょうか。夏の強い日差しにさらされた肌の手入れを終えるのを待たずに、秋冬の乾燥した気候になります。ある朝突然、洗顔時に肌のつっぱりを感じると、「ああ、ついに乾燥の季節がやってきた」と気分がどんよりします。

   ビタミンEは皮膚の細胞の老化を抑え、保湿や弾力性を改善する役割を果たすとされます。また健康的で、若々しい肌を保つ手助けをしてくれるのもビタミンEの特徴です。細胞が酸化すればシミやくすみができ、肌が乾燥すればシワも増えます。それを改善してくれるビタミンEは、40代で肌の悩みが増える私にはうれしい味方です。

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