「コストは十分にカバーできます」
ヨドバシカメラの「Yodobashi Xtreme」に、インターネットでは、
「すげぇなぁ。ネット通販だとヨドバシ最強じゃん」
「速いのもいいけど、『1品』でもOKなのがいい」
などと歓迎の声は多い。
とはいえ、なかには、
「これは配達や泣かせやわ。自前だからいいってもんじゃないと思うけど」
「こういうのはドローン便とかの設備が整ってからでいいよ。無理に人力でやるとブラック化するぞ」
「ホントに大丈夫? 1時間とか、2時間で1個から無料配送って...」
「ネット通販はこれが当たり前になるよ。できない業者が潰れるだけ」
「そのうちピザ屋みたいに、1時間で届かなければ500円引きとかやり出しそうだなwww」
と、配送する従業員への負担や経営への影響を心配する声は少なくない。
2016年9月15日のJ‐CASTニュースの取材に、ヨドバシカメラは「IoTの活用などで効率的な運用を可能しており、(コストは)十分にカバーできると考えています」と説明している。
インターネット通販が消費者に身近になったことで、米アマゾン・ドット・コムや楽天、「オムニ7」を手がけるセブン&アイ・ホールディングスなども、商品の品揃えに加えて配送サービスの充実を競っている。無料配送や配達時間の短縮は、消費者が日用品などをネット通販で購入する際の大きなポイントだ。
ネット通販の「巨象」、アマゾンジャパンの年間売上高は1兆円近いとされる。ヨドバシカメラの「Yodobashi Xtreme」がどこまで対抗できるか、注目される。