蓮舫氏を待ち受ける「国籍問題」の余燼 民進党代表選の不気味な「票数」

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党内から「潔く代表選は辞退すべし」の声が公然と...

   蓮舫氏の国籍問題をめぐっては、松原仁・元国家公安委員長は14日、国籍問題を「極めて大きな問題」だとして非難。前原氏の推薦人に名を連ねている篠原孝衆院議員も14日、「二重国籍であることが判明した今は、潔く代表選は辞退すべし 説明が二転三転は代表候補者として失格」と題する記事をブログに掲載した。

   長島昭久・元防衛副大臣は、

「今日に至っても執行部の危機感は希薄で放置のままだったので、有志議員20名の連名で代表、幹事長に対し現下の混乱を収拾するよう求める意見書を提出した」

とツイートした。

   前原氏は党大会に先だって15日午前に行われた陣営の会合で、

「リーダーになる人はウソをついてはいけない」

などと皮肉り、投票直前の演説でも、06年の「偽メール事件」を引き合いに、

「あの教訓は、しっかりと裏付けを取ること、見通しを甘く持たないこと、すべての情報を開示すること、そして、国民の前で真摯であること。これが私の未熟さで足らなかった。是非、蓮舫さんが代表になられたら、私の失敗の経験を生かしていただきたい」

などとクギをさした。

   一方の蓮舫氏は、前原氏に先立つ演説で、

「今回、私の不確かな記憶や発言で、本当にご迷惑をおかけしたことをお詫びしたい」

と改めて陳謝。

「17歳の時に、日本人を自らの意思で選択した。それ以後、この国のために、日本のために何かをしたいという思いで、今日まで日本人であるということを誇りに思い、我が国を愛している」

などと改めて理解を求めた。

   蓮舫氏は当選後のあいさつで「力を貸してください」と呼びかけたが、これで「ノーサイド」となるかどうかは未知数だ。

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