大豆を丸ごとヨーグルトに 栄養吸収率アップで腸内環境整える

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   乳製品メーカーのホリ乳業(金沢市)は2016年9月14日、地元地域限定で7月5日から販売していた「大豆のまるごとヨーグルト」を全国で発売した。

   同製品は、おからを除いた豆乳ではなく、大豆をそのまま使用しているため、食物繊維やタンパク質といった大豆の栄養成分を余すことなく摂取できるのが特長。原材料は大豆、砂糖、香料の3つのみで、凝固剤や増粘剤、安定剤も使わず、乳酸菌だけで固めている。

  • ホリ乳業の「大豆のまるごとヨーグルト」
    ホリ乳業の「大豆のまるごとヨーグルト」
  • ホリ乳業の「大豆のまるごとヨーグルト」

記者が実食、大豆の香りと歯ごたえ

   使用している大豆は、同社が特許を取得した「無菌大豆粉」だ。独自の製法により、雑菌の繁殖を抑えて大豆特有の臭みを除きつつ、栄養素の消化吸収率を大幅に上げている。こうした製造工程により、大豆の食物繊維と乳酸菌を効率よく摂取でき、腸内環境が整えられるという。

   記者が実食した。見た目はほのかに肌色がかり、色は大豆そのものだ。口に入れると、どろりと大豆の歯ごたえを少し残しつつ滑らかに溶ける。大豆の香りがほのかに漂い、臭みは感じない。ほど良く酸味と甘味があり、後味はすっきりとした食べ応えだ。

   1パック90グラムで65キロカロリー。朝食後や小腹が空く夕方に良さそうだ。

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