「ふざけるな! なんで閉館なんだよ」と怒りだす人も...
そうしたなか、「グリーンプラザ新宿」閉館の知らせに、インターネットユーザーらはショックを隠せずにいる。
「なんてこと。グリーンプラザ新宿が閉館する。事実だった...」
「困った。もう、ずぅ~と利用してきたのにショックだ」
「23時過ぎに、毎晩のように行っても泊まれるで助かってた。これからどうすればいいんだろうw」
「いつも満室なのに... それでもカプセルやっていけないのか?」
といった声が寄せられた。
なかには、
「ふざけるな! なんで閉館なんだよ。泊まる人だって減ってないじゃないかよ」
「宿泊難民、出まくりじゃねかよ。突然どういうことだよ」
「閉館なんて絶対に認めんぞ!」
と、怒りだす人もいるようだ。
一方、
「宿泊施設の確保もあるし、東京五輪までに新しく建て替えるなら、いいタイミングだと思うんだけど...」
「えっ、全館リニューアルすんじゃないの? しばしのお別れってことでw」
と、建て替えによる閉館と見る向きもある。
J-CASTニュースが9月13日、「グリーンプラザ新宿」を運営する東京グリーン開発に取材してみると、「事業を閉鎖します」と閉館することは認めたものの、その後については「わかりません」とだけ答えた。
なにしろ、日本最大級の、しかも日本最大の繁華街にあるカプセルホテルの閉館だ。サラリーマンらの「強い味方」であり、また最近の急増する訪日外国人客の「受け皿」としてもなくてはならない存在であったことは間違いない。
東京都がまとめたカプセルホテルを含めた簡易宿所(民宿など)の数は、都内に963か所。新宿区内には41か所(2015年3月末時点)ある。ここ数年は減少傾向にあったが、14年3月末と比べると、都内で12か所、新宿区内でも4か所も増えた。利用者の獲得競争が激しくなってきていたことが影響しているのかもしれない。