【林先生が驚く初耳学!】(TBS系)2016年9月4日放送
「マイナス5歳の老け顔を招く意外な原因と予防法」
パソコンやスマートフォンなどの影響で、多くの現代人が悩まされている「肩こり」。放置しておくと顔の老化にもつながるのをご存知だろうか。
番組では、肩こりで老けてしまう原因と、肩こりを解消するストレッチを紹介した。
目が大きくなり、血色も良くなる
老化のカギは、後頭部の筋肉「後頭筋」にある。
人間の筋肉は肩から顔までつながっていて、肩がこると後頭筋も固まる。するとリンパの流れが滞り、顔がむくんで腫れぼったくなってしまうのだ。
また、後頭筋は頭の上を通って額につながっているため、肩がこると額の筋肉も固くなり、シワが増える原因にもなる。
老け顔を改善するには、1日3分の「頭筋ストレッチ」が効果を発揮する。提唱するのは、予約が半年待ちのヘッドスパ「HIGUCHI」を経営する美容研究家・樋口賢介さんだ。
やり方は以下の通り。
(1)30秒間、指の腹で頭頂部をもみほぐす。
(2)30秒間、指の腹で額の上のフェースラインからこめかみにかけての、いわゆる「カチューシャゾーン」をもみほぐす。ここはリンパが流れている部分なので、ほぐして血流をよくするのが特に重要となる。
(3)手をグーの形にし、親指以外の4本の指の第一関節から第二関節を使って、こめかみのあたりを円を描きながら皮ふを上に引っ張るように手を引き上げる。これを1分間続ける。
(4)両手のひらでカチューシャゾーンを包み込むようにし、頭を圧迫しながら前に3回まわし、5秒間かけて皮ふを上に引っ張るように手を引き上げる。これを1分間続ける。
顔のむくみに悩む20代、30代、50代の女性3人に10日間続けてもらったところ、全員顔がスッキリし、目が大きく、血色も良くなった。