お腹の子につける「胎児ネーム」急増中 ココナッツ、マイケルにマメ、チビ...

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   最近、プレママ(妊婦)の間で、お腹の赤ちゃんに呼びかける「胎児ネーム」(ベビーネーム)をつける人が増えている。出産までの「期間限定」の名前だが、親になる自覚が生まれるとともに、一緒に呼びかけることで夫婦の絆も深まるという。

   一方、生まれた赤ちゃんは呼びかけられた胎児ネームを覚えているらしいというエピソードもあり、ママ向けサイトで話題になっている。

  • ママが呼びかけた名前を赤ちゃんは覚えている。
    ママが呼びかけた名前を赤ちゃんは覚えている。
  • ママが呼びかけた名前を赤ちゃんは覚えている。

女の子と分かってから「姫ちゃん」と呼んでいます

   胎児ネームが一気に広まったきっかけは、モデルの蛯原友里さんの双子の妹で、チャイルド・ボディ・ セラピストの蛯原英里さん(36)が、お腹の赤ちゃんに「げんき」と名付けて呼んでいることを、自分のブログで公開してからといわれる。2014年3月9日付ブログにこう書いた。

「妊娠がわかって始めた事のひとつに、お腹の赤ちゃんに『胎児ネーム』をつけました。主人と一緒に、『元気に育ってほしい』と言う想いから『げんき』と名付けました。夫婦&赤ちゃんとのコミュニケーションとしてとても大事だと思います。家族も呼んでくれていますよ。『げんきは元気?』って」

   これに対するコメントは実ににぎやかだ。

「うちもつけています、胎児ネーム♪ 夏に妊娠が発覚、それに新婚旅行が沖縄だったので『心夏』(ココナッツ)。お互い安産になると良いですね」 「私は『わんちゃん』と呼んでいました! 出産予定日が地元の犬祭りということもあり、犬=わんちゃんです」
「うちでは性別が分かるまで、『王子かなあ? 姫かなあ?』と話していたので、女の子って分かってから、そのまま『姫ちゃん』と呼んでいます」

   多くのプレママのサイトも最近、胎児ネームの話題でもちきりだ。その1つ「mamari(ママリ)」の2016年8月2日付は「あなたは付けましたか? 『胎児ネーム』のメリットと優しいエピソード集」を特集した。まず、思わずニッコリ&ほっこりするエピソードから――。

「まだ、お豆くらいに小さいんだよ~と教えてから、子供たちがお腹の赤ちゃんを『まめちゃん』と呼びます。ベタな胎児ネームになりました」
「娘ちゃんの胎児ネームは、ずばり『ころちゃん』でした。由来は、クリームコロッケ。というのも、健診で娘ちゃんの重さが120グラムということがあって、職場でその話をしたら、『クリームコロッケ2つ分の重さ』って教えてくれたおじちゃんがいたので」
「お腹の子の重さがサクランボの重さと同じだとわかった時に、『梅ちゃん』になりました。生まれる時期が桜ではなく、梅の時期だったから。ちなみに、私も生まれるまでは、母から『小春』と呼ばれていたそうです」
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