2年前の検査で「がん心配ない」のはずが 小林麻央の告白に海老蔵「時は戻せない」

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   乳がんで闘病中のフリーアナウンサー、小林麻央さん(34)が2016年9月11日、2年前に受けた人間ドック後の再検査で「癌を疑うようなものではない」と告げられていたと、ブログで明かした。

   人間ドックでは「(がんの可能性は)五分五分」と言われていたが、再検査の医師は「心配いらない」と話したという。夫の市川海老蔵さん(38)も当時を思い起こして、「時は取り戻せない」とブログに書いている。

  • 「物事に絶対はない」と語った海老蔵さん(16年6月9日撮影)
    「物事に絶対はない」と語った海老蔵さん(16年6月9日撮影)
  • 「物事に絶対はない」と語った海老蔵さん(16年6月9日撮影)

再検査後には「ほっとしました」

   麻央さんは16年9月7日から、がん告知までの経緯をブログで振り返っている。それによれば、2014年2月に海老蔵さんと人間ドックを受診。その日のうちに医師から、左乳房に腫瘤があり、早急に病院へ行くようすすめられた。がんの可能性を聞くと、「五分五分です」と伝えられたという。

   「大きな病院」に再検査予約を入れた麻央さん。知人である2人の「乳腺専門の先生」からは「授乳中のしこりで癌の可能性が五分五分なんて、その先生は、オーバーだね」と言われたこともあり、安心していたという。

   そして9月11日のブログ投稿では、再検査で触診と超音波、マンモグラフィー検査を受けたと明かした。

「授乳中はマンモグラフィーはできないと思っていましたが、普通に行いました。結果、癌を疑うようなものではないとのことでした」

   人間ドックで「五分五分」と言われていたこともあり、患部の一部を切り取って検査する「生検」の必要があるか医師に聞くと、

「必要ないでしょう、授乳中のしこりですし、心配いらないですよ」

と診断され、念のため半年後くらいに検査するよう言われた。乳腺の専門家の意見と同じだったため、「ほっとしました」と振り返っている。

「物事に絶対はない」と「無念」の思い

   麻央さんのブログは、11日18時30分現在、これ以降の新着投稿がない。おそらく今後、「がん発覚」について触れるのだろう。海老蔵さんは6月9日の会見で、乳がんが見つかったのは「約1年8か月前」だとした。さかのぼると、14年10月ごろ。となれば、人間ドックでの腫瘤発覚から、半年以上たってのがん判明になる。

   麻央さんの告白について、海老蔵さんは11日夕方にブログで触れている。

「時は取り戻せない。この事を学んた。物事に絶対はない!という事も、...」(原文ママ)

   ツイッターでは、

「人間ドックで再検査受けてと言われて再検査受けたのに大丈夫と言われたんだ.... そんなにわかりにくいものなんだろうか」
「私も、病院で『大丈夫ですよ』って言われて、早期発見の機会を先延ばしされ、結局ガンだった」

といった反応が出ている。

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