内閣府のアルコール依存症調査 10人に1人が「相談しない」

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   内閣府は2016年9月8日、アルコール依存症についての世論調査の結果を発表した。

   自分や家族にアルコール依存症の疑いがあっても、11.8%は病院や保健所に「相談しない」と答えた。その理由は、「相談の必要を感じない」(28.8%)、「どのような対応をしてもらえるか不安」(19.8%)に続き、「アルコール依存症の相談をするのが恥ずかしい」が11.8%、「アルコール依存症と認めたくない」が9.4%だった(複数回答可)。

   アルコール依存症は、手の震えや睡眠障害、イライラ感に始まり、重症化すると意識障害や幻覚・幻聴、けいれん発作を起こす。入院して治療するのが一般的だ。

   世論調査は2016年7月28日~8月7日の期間に実施し、全国18歳以上の1816人から回答を得た。

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