2016年9月9日に北朝鮮が行った5回目の核実験を受け、国連安全保障理事会(以下、安保理)は、9月10日(日本時間)に緊急会合を開き、北朝鮮の核実験を「国際平和と安全に対する明らかな脅威」と強く非難する報道声明を発表した。
各メディアの報道によると、日本、アメリカ、韓国の3か国の要請で、約1時間の緊急会合が開かれ、報道声明には全15カ国が合意した。過去に安保理が行ってきた「警告」を無視した今回の核実験に、現在北朝鮮に対して行われている「制裁」に加えて、さらなる制裁措置をとるため協議を始めるとしている。