「スマホ依存」とプライバシー 
AKB48・岩立沙穂さんと千葉大・藤川教授が語る「スマホ問題」(中)

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電源が切れるまで使って、勉強する

藤川:スマホ依存では、自分で自由に使える「可処分時間」の使い方が問題になります。だいたいはスマホいじるか勉強するかで、今の子どもたちの間でも問題になっています。その点、岩立さんは時間を大切にしているという印象です。
岩立:それは最近大事にしようと思うようになりました。昨日(8月28日)が気象予報士の試験日で、そこに向けて頑張っていました。例えば「お風呂上がってから勉強しよう」と自分の中で決めたとして、お風呂入るまで、ずっとケータイをいじってるんですよ。それまでに各種SNSへの投稿を終えると自分の中で決めているのですが、そうするとお風呂に入る時間がどんどん遅くなってしまいます。それで、お風呂あがったら2時とか...。「これではまずい」と、時間を大切にしようと思うようになりました。
藤川:それでも、スマホにはかなりの時間を割いているんですよね。
岩立:やっぱり考えてる時間が長いんですよ。熟考型で、SNS向けの文章を打っていると、どうしても時間がかかってしまう。自分ではさらさら書いていたつもりでも、気がついたら1時間経っていたとか...。夢中になると時間を忘れてしまうことがよくあります。楽しんで読んでくださってる方も多いんですけど...。でも自分としては「もうちょっと速く打てなかったものか」となります。
藤川:15期の皆さんの議論でも、結論は出ませんでしたね。
岩立:私、高校生の時、テスト期間でもどうしてもケータイを使いたくなってしまうので、ケータイの電源が切れるまでケータイを使って、充電しないでそこに置いて勉強してました。電源をなくす。それが自分的には一番「ケータイを使わなかった」方法ですね。
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