アルコール依存症は「精神疾患」と7割が正答 内閣府が世論調査の結果公開

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   内閣府は2016年9月8日、「アルコール依存症に対する意識に関する世論調査」の結果を発表した。内閣府が依存症に関する意識調査を実施したのは今回初めて。

   調査は7月18日から8月7日まで。調査対象は18歳以上の3000人で、1816人から回答を得た。アルコール依存症や依存症患者のイメージに関する質問(以下、複数回答)には、43.7%が「本人の意志が弱いだけであり、性格的な問題である」と答えた。

   また、アルコール依存症の知識を聞く質問は、68.5%が「飲酒をコントロールすることができない精神疾患である」と正しく回答。15.9%が「一度依存症になると治らない」と答え、9.8%が「お酒に強い人ほどなりやすい」と答えた。

   また、依存症の相談場所に関する質問は、7割以上が病院や診療所、精神福祉保健センターなどの「医療機関」「公的機関」と答えた一方、3割超が具体的な相談先を知らなかった。

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