小倉智昭、「文春」掲載メール内容は「作り話」 「資金源」報道めぐり第2幕

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   フジテレビ系情報番組「とくダネ!」の小倉智昭キャスター(69)が脱税の疑いで査察を受けたことをほのめかすメールを送っていたと週刊文春が報じた。これに対し、小倉氏は、「私の作り話」だとして、内容を全面的に否定している。

   小倉氏は、覚せい剤所持で逮捕された俳優の庄司哲郎容疑者(49)に「資金援助」していたと文春の前号(2016年9月8日号)に報じられ、「とくダネ!」の番組内で反論していた。庄司容疑者が描いた絵を購入していただけだとして、「資金源」だと指摘を受けるのは納得がいかないというのだ。

  • 「誤解が生じてしまいました」と語った小倉氏
    「誤解が生じてしまいました」と語った小倉氏
  • 「誤解が生じてしまいました」と語った小倉氏

小倉氏「週刊文春の取材力すごいな」

   これに対し、文春は、8日発売号(15日号)で続報を打った。

   文春記事によると、庄司容疑者は13年2月、お金に困っているとするメールを知人に送り、直後に小倉氏からのメールを転送したという。メールの文面によると、前年に国税の査察が入り、小倉氏から庄司容疑者への仕送りが長く、金額も大きいと指摘を受けた。このままでは、庄司容疑者に所得税などが請求されるため、仕送りを贈与の形にした結果、小倉氏には、国税から庄司容疑者の分も含めて約1億円の請求が来たとしている。

   記事ではさらに、この額が追徴課税分だとすると、仕送り分などを含めて総額2億5000万円以上の申告漏れを指摘されたのではないか、とする国税庁関係者らの話を紹介している。

   一方、小倉氏は今回、9月8日朝放送の「とくダネ!」で、文春報道について釈明した。

   小倉氏は、「改めて僕、週刊文春の取材力すごいなと思う」「よくここまで取材できるな」と驚いてみせたうえで、メールについての説明を始めた。

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