ポプラ、「バスタ新宿」への出店辞退 「やっとコンビニが...」夢消え、不満再噴出

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ポプラ「(出店辞退は)苦渋の決断だった」

   「正直、事業者の辞退は『想定外』でした」――。先述の担当者はこんな率直な心境を漏らした後、再公募の手続きについて、

「ポプラの辞退を受け、公募の要件を見直すことにしました。(出店権を)辞退した事業者には『ペナルティ』を設けるとの記載を新たに追加するほか、繰り上げ方式など辞退者が出た際の手続きについても記載しました」

と話す。今回ポプラが辞退した影響で、バスタ新宿への購買施設の出店は「2か月程度の遅れが出る可能性がある」とも説明した。

   だが、ポプラ側はなぜ落札した出店権を辞退することにしたのだろうか。1日あたり数万人の利用客が集まる巨大施設への出店を「自ら断った」ことについて、ネット上では「賃料が高すぎたのか?」「地代の問題じゃない気がする」などと様々な憶測が飛び交っている。

   ポプラ関東地区本部の担当者はJ-CASTニュースの取材に対し、出店権を辞退した理由について、

「賃貸借料金以外の条件について、東京国道事務所との折り合いがつきませんでした。このまま不調な協議を続けるよりも、別のテナントが入った方がよいと判断しました」

と説明し、具体的な理由は明かしていない。その上で、「バスタ新宿での購買施設のニーズが高いことは重々承知している」として、

「苦渋の決断だったことは確か」

とも話している。

   ポプラの「辞退」を知ったバスタ利用者などからはツイッターに、

「出店は期待されてたでしょうに、残念」
「コンビニのない状態は続くことになるのか...」

などと、不満や落胆の声が相次いでいる。

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