演出家のテリー伊藤さん(66)やタレントのヒロミさん(51)、壇蜜さん(35)、全日本女子レスリングヘッドコーチの栄和人さんが2016年9月7日、都内で行われた第4回「くるまマイスター検定」記者発表会&「日本ベスト・カー・フレンド賞2016」授賞式に出席した。
テリーさんらには、最近の芸能ニュースに関する質問も飛んだが、テリーさんが、自身の本業は演出家であるとユーモラスに強調し、取材陣から笑いが漏れる一幕もあった。
コメンテーターは「副業なんで」
テリーさんは「くるまマイスター検定」応援団長として記者発表会に登場。司会者から、同検定のプロモーションビデオをつくったと紹介された。
テリーさんが、
「そうなんですよ。私が天才ディレクターっていうことを知らない人がいるんですよ。テレビで立っていたりコメンテーターで浮気の話をしている訳ではないんですよね。あれ、実は副業なんで。演出家の部分が本業なんで」
と冗談交じりに語ると、集まった数十人の報道陣からはクスクスと笑い声がもれた。
さらに、映像が会場で流れる前に、
「みなさんが今までの人生で見たことのない映像を作ってきました!」
「みなさん笑ってますけどね、物すごい映像なんで。いすから転げ落ちないで下さいよ」
「予算も日数もかかってますし。車も3台壊してますしね」
と語り、映像の出来栄えに関して自ら期待値のハードルを上げるテリーさん。その後、会場に流れたのは、マントヒヒの面を被った運転手が助手席に座ったペリカンにかみ付かれる約30秒間の車内映像だった。
放映後、テリーさんは
「ペリカンが全くいうこと聞かない。暴れる、暴れる。30秒に抑えてますけど、撮るのに2、3時間かかってますから」
と苦労を打ち明け、
「人生でまさかペリカンがこんなに人間を襲うと思ってなかったと思いますけども。CGじゃありませんからね!(笑)私、本来はこういう人なんですよ」
と、また報道陣の笑いを誘った。