「ミス」日本代表にハーフ女性 また出た「日本っぽくない」の声

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「ハーフの活躍も多く、問題と思っていない」

   しかし、ミス・ワールド・ジャパンの公式サイトでは、美貌のほかに知性や個性も選考の基準だとして、「目的のある美」をスローガンに掲げている。事務局の広報担当者は、J-CASTニュースの9月6日の取材に対し、視聴者投票の結果を尊重しながらも、最終的には審査員が総合的に決めていると説明した。

   それによると、投票結果やモデル性のほか、特技やボランティア活動など6項目の部門別選考会で審査して、10人に絞る。その後、10人には自己PRのプレゼンをしてもらい、グランプリなどを決めている。

   広報担当者は、日本人らしい人がいいなどとするネット上の意見は理解するとしながらも、次のように審査について話した。

「あらゆる業界でハーフの方が活躍しており、選考会でも、ファイナリストに3人も含まれています。その時点で彼女たちにグランプリの可能性があり、本部としてはハーフの女性が選ばれたことは問題だと思っていません。選考会を見ていた方からは、吉川さんがグランプリにふさわしいという声が多いです。また、顔や容姿などで審査するモデルコンテストでもありません。選ばれてからボランティア活動などをすることになっており、女性として社会にどれだけ貢献できるかも見ていますから」

   なお、もう1つの3大ミスコン「ミス・ユニバース」では、2015年にアメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフの女性が日本代表に選ばれ、ネット上で「日本人らしくない」と疑問や批判が相次いだことがある。

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