「高畑母に性癖質問」の記者は「優秀」 東国原氏、「不快派」に反論

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   女優・高畑淳子さんの謝罪会見で物議を醸した「裕太の性癖」質問が再び議論を呼んでいる。元宮崎県知事の東国原英夫氏がこれを「優秀」「正攻法」と評したためだ。

   先の会見では、強姦致傷容疑で逮捕された息子・高畑裕太容疑者の性癖や性的嗜好についての質問が飛んだ。インターネット上では「母親に聞くべきではない」「不快だ」などと大きな批判を呼び、質問者の1人だった芸能リポーターの大村正樹氏は翌日、フェイスブックで謝罪する事態となった。

  • 息子・高畑裕太容疑者の逮捕を受け、謝罪会見に臨んだ高畑淳子さん(写真は2016年8月26日撮影)
    息子・高畑裕太容疑者の逮捕を受け、謝罪会見に臨んだ高畑淳子さん(写真は2016年8月26日撮影)
  • 息子・高畑裕太容疑者の逮捕を受け、謝罪会見に臨んだ高畑淳子さん(写真は2016年8月26日撮影)

「どれだけ辛辣な質問ができるか」

   東国原氏は、会見の話題を取り上げた2016年9月5日放送の「バイキング」(フジテレビ系)の中で「あの記者をバッシングする一部の報道がありましたが、意味不明だった」と切り出し、大村氏を「優秀」だと評価した。

   質問内容を「デリカシーがない」と問題視していたフィフィさんらは驚きの声をあげたが、東国原氏はこれに構わず、

「どれだけ辛辣な質問ができるか、踏み込んだ質問ができるか、深い質問ができるかなんです。それと相手を動揺させ、失言を誘導させる。これが記者としての腕ですわ」

と力説。記者会見に臨む側は「記者団と1対1で対峙し、(すべての質問を)受け止める覚悟を持って立つべき」だと指摘した上で、大村氏の質問を「正攻法な素晴らしい意見だった」と改めて称賛した。

   番組放送後、ネット上にはさまざまな意見が寄せられている。

   「失言を誘導」という部分に関してはあまり同意を得られていないようだが、踏み込んだ質問という意味では理解を示す声があり、「自分も同感」「不快にならない質問って相手に都合の良い質問ですよね」「批判する人の気持ちが分からない」といったコメントがみられる。

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