「寅さんや釣りバカも素直に笑えません」
「マツコ&有吉の怒り新党」で「共感性羞恥」という言葉が放送された直後から、ツイッターなどでは、「私が今まで漠然と感じていた気持ちはこれだったのか!」という投稿が拡散している。
「小学生の時、ちびまる子ちゃん見ているなか、まる子が恥をかくシーンが近づくと『うわああああ』と走って逃げだしていた、あれって共感性羞恥が原因やったんやね。悪質なドッキリを見てられへんのもそういうことなんよね」
「テレビで『この人スベりそうだな』と思うと、こっちまで緊張しちゃう。ついチャンネル変えると、親に『何やってるの!』と怒られる」
「居酒屋で隣の男女が全然盛り上がっていないのを見ると、こっちまでダメージを受ける」
「『名探偵コナン』で、小五郎のおっちゃんが間違った推理を得意げに披露している時は、『頼むから、もうやめて!』と目をつむっちゃう。映画館で周りの子どもたちがその映像を見て笑っているのを見て、ボクはマイノリティーだと思っていた」
「映画も寅さんとか、釣りバカとか、素直に笑っていられません。ミスター・ビーンなんて、顔を見ただけで、うわ~~となってしまいます」
そして、こんな声がとても多かった。
「自分のこの感覚に名前がついたことには驚きました。と同時に、10人に1人という数字がもっとショックです。うちの夫も他人が困っているシーンを見るとゲラゲラ笑っていますが、意地悪な人がそんなに多いんでしょうか」