次のステップは、LINE MUSICの「カウントフリー」
LINEモバイルは、利用開始月の基本利用料は無料とし、データ容量が足りなくなったときには0.5GB・500円から追加購入できるとしている。余ったデータ容量は翌月末まで繰り越しできるほか、付加サービスとして、フィルタリングサービスの無償提供や「LINEモバイル」ユーザーのあいだで、余ったデータ容量を送りあうことができるデータプレゼント、公式アカウントを利用したカスタマーサポートなども提供する。
SIMカードのみの契約に加え、LINE MOBILEの利用設定を済ませたSIMフリー端末も販売する。提供するのは「AQUOS mini SH‐M03」や「arrows M03」「ASUS ZenPad 7.0」など、1万円台のエントリーモデルから最新の防水モデルまで幅広く、8機種・19バリエーションをそろえた。
料金の支払いは、クレジットカードやLINE Payも選択できる。また、月額基本料金の1%が「LINEポイント」として貯まる。
LINEは、今回のサービスを「LINE MOBILE 1.0」としてコミュニケーションに焦点を当てたが、今後について、舛田CMOは「利用者の声に応じて、どんどん変化していってほしい」と話した。
近年、スマートフォンの性能向上と通信環境の高速化や大容量化に伴い、動画や音楽・音声などコンテンツが広がり、とくに若者層ではデータ通信料が負担が大きくなっている。「LINEモバイル」は次のステップとして、音楽などもデータ通信量に加算しない「カウントフリー」に含む予定という。