「こち亀」最終巻の表紙が波紋 「部長がいない」「顔変わり過ぎ」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   連載を終える人気少年漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の200巻目の表紙が発表され、ネット上で波紋を呼んでいる。最終回の内容が流出したとのうわさも出て、ファンらの間には混乱も見られる。

「部長がいないのが凄く違和感。なんかあったの?」
「顔変わり過ぎだな両津と中川は」
  • 最終巻の表紙が論議に (C)秋本 治・アトリエびーだま/集英社
    最終巻の表紙が論議に (C)秋本 治・アトリエびーだま/集英社
  • 最終巻の表紙が論議に (C)秋本 治・アトリエびーだま/集英社

「これ見ると限界だったんだろうな」

   「こち亀」の終了は2016年9月3日の連載40周年記念イベントで発表され、17日に発売される最終巻「40周年だよ全員集合の巻」の表紙も明らかにされた。しかし、2ちゃんねるなどでは、表紙について、感慨深いなどと名残を惜しむ声が出る一方で、キャラ選びなどに異論を唱える声も出ている。

   表紙では、主人公の両津勘吉が、にこやかに手を振る後ろで、漫画を彩ったキャラが描かれている。美形の中川圭一やお嬢さまの秋本・カトリーヌ・麗子はすぐ後ろで手を振っていたが、上司の大原部長の姿はなかった。その代り、漫画の後半から登場する寿司屋のキャラたちが大きく描かれている。

   これに対し、連載開始当時から読んできたような古いファンらの間では、不満の声が漏れている。最終巻なのに、漫画に欠かせなかった部長が描かれておらず、初期のころに比べて両津や中川の描写が変わり過ぎていることが気になるらしい。「これ見ると限界だったんだろうなと感じる」といった指摘さえ出ていた。

   さらに、17日発売の週刊少年ジャンプに載る最終回について、関係者らがその内容を説明したかのような真偽不明の書き込みが、まとめサイトなどで4日に出回り、論議になっている。

   それは、両津が寿司屋の娘と、中川は大阪娘と、麗子は1年前に画家と、それぞれ結婚したというものだ。

姉妹サイト