腸内フローラから病気の予兆をキャッチ DeNAと森永、共同で解析サービス開発へ

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   ヘルスケア事業を手がけるDeNAライフサイエンス(東京都渋谷区)と森永乳業(東京都港区)は2016年9月1日、腸内フローラの状態を解析するサービスを開発するため、実証事業を始めると発表した。神奈川県が推進する「2016年度 未病産業の創出に係るモデル事業」の委託事業として行われる。

   腸内細菌を顕微鏡で見たときの様子が花畑(英語でflora)に似ていることから、「腸内フローラ」と呼ばれる。森永乳業の研究によると、腸内フローラは腸疾患や大腸がん、肥満や老化にも関わるとされ、その解析によって、発病には至らないが病気の予兆が出ている「未病」状態をキャッチできる可能性があるという。

   両社は、DeNAライフサイエンスの遺伝子検査サービス「MYCODE(マイコード)」の利用者1000人以上の協力を得て、腸内フローラのデータを集め、解析手法の確立をめざす。

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