「悩んでる姿が現実に重なって見える」
ただ、同日の放送の冒頭のシーンでは、真田家が徳川家を裏切って上杉家につく展開に。これを聞かされた淳子さん演じる薫が放心状態となり、周りに介抱される場面があった。心労で頭を抱える薫の姿には、息子の逮捕に頭を悩ます「現実の淳子さん」を思い出した人も多かったようだ。ツイッターやネット掲示板には、
「高畑淳子さんの悩んでる姿が現実に重なって見える」
「実の息子の事で、心労でへこんでいるようにも見える薫」
「高畑淳子演じる薫、心労で倒れる(意味深)」
との声が数多く飛んでいた。
実際のところ、「真田丸」での淳子さんの出演シーン撮影は、裕太容疑者が逮捕される前に全て終わっていた。淳子さんの鬼気迫る名演が、視聴者の「勘違い」を招く一因になったのかもしれない。