検察は、悪質で再犯性が高いと懲役3年求刑
高橋健一被告の弁護側は、被害者25人のうち16人には計146万円を支払って示談が成立したことを明かした。また、15人からは寛大な処置を求める上申書が提出されたという。
9月2日の公判では、弁護側の証人として、高橋被告の妹や高校時代の同級生が出廷して情状を訴え、弁護側は、高橋被告に対して執行猶予付きの判決を求めた。しかし、検察側は、犯行は悪質で再犯性が高いとして懲役3年を求刑した。裁判官も、制服好きが犯行に直結するわけではないとして、「なぜ罪を犯してしまったか、しっかり考えた方がいいんじゃないですか?」と問いかけたという。
この日で高橋被告の裁判は結審し、判決は9日に言い渡される予定だ。
ニュースのコメント欄では、高橋被告の告白について、様々な意見が書き込まれている。
同情的な声としては、「頑張ってきて壊れたのはよくわかる」「負の連鎖をここからでいいから断ち切るようにがんばれ」「過ちを犯しても、やり直せない人生はない」といったものがあった。
一方で、「最近の仕事や大昔いじめのせいにするのは無理がある」「何があっても犯罪をしていい理由にはならない」「芸人として復帰は難しいと思う」などと手厳しい意見も出ている。