「うなぎパイ」がJR名古屋駅から消えた 「赤福」まだ売っているのに何故だ?

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製造・販売の春華堂「販売再開に向けて協議中」

   一方、うなぎパイの製造・販売元の春華堂は、2016年9月2日のJ‐CASTニュースの取材に、「(ツイッターによる情報の拡散で)お客さまからのお問い合わせが相次いでいます」と、対応に追われた。

   春華堂によると、うなぎパイは1日20万本を生産しており、「インバウント需要もあって、15年は大きく売り上げを伸ばしました」という。それが、JR名古屋駅構内での取り扱いを休止して以降は大きく売り上げを減らし、「JR名古屋駅での取り扱いは30年以上の実績があり、(売り上げの)かなりのウエートを占めています。非常に大きな打撃を受けているのは事実です」と話す。

   同社では、今回のツイッターなどでの情報拡散が憶測を呼び、なかには誤解を招く表現があったことから、急きょコメントを発表。「休止後の反響は予想以上に大きく、多くのお客様から名古屋駅でも購入したい、とくに浜松駅に停車しない『のぞみ』をご利用のお客様に多大なご迷惑をおかけしており、お困りの声も多くお寄せ頂いております」としている。そのうえで、「弊社としてもお客様のご要望に感謝し、そのお声にお応えするためにも販売再開を望んでいる状況であります。引き続き1日でも早く再開できるよう努めてまいります」と、販売再開に向けて、東海キオスクと協議中であることを明かした。

   なお、うなぎパイは、7月からは東京‐大阪間を走る新幹線「のぞみ」と「ひかり」で車内販売(一部)しているほか、現在はJR名古屋駅・新幹線地下街ESCA内の「名古屋みやげ処」やジェイアール名古屋タカシマヤの和洋菓子銘菓百撰(地下1階)などで販売している。

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