熊を素手で撃退した63歳空手家 「大山倍達を超えた」

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地元では名の知れた空手家

   63歳の男性が素手でクマを撃退したという驚きのニュースは、ネット上で大きな反響を呼ぶことになった。ツイッターやネット掲示板などには、

「すごすぎる。 小さい頃漫画で読んだ話みたい」
「完全に人外」
「冷静だなー空手の腕前とかじゃなく精神が強いんだな」

などと驚きの声が殺到。ツイッターのトレンドには一時「空手高段者」「クマ撃退」など複数の関連ワードが登場していた。

   そのほか、「熊殺し」の異名で知られた米国出身の空手家のウィリー・ウィリアムスさんや、素手で暴れ牛を倒したなどの逸話が残る伝説の空手家の故大山倍達(ますたつ)さんを思い出す人も続出。「ウィリーの伝説を21世紀に再び味わえるとは」「大山倍達を超えた」との声も数多く飛んでいた。

   このようにネット上で注目を集める「熊倒し」の男性、いったいどのような人物なのだろうか。長野原署の長谷川仁副署長は9月2日のJ-CASTニュースの取材に対し、

「地元では名の知れた空手家だそうです。『段数』を明かすと名前などの個人情報が分かってしまうので、本人からは『高段者としか伝えないようにしてくれ』とお願いされています」

と話す。現場では熊の目撃情報がたびたび出ていたが、男性は熊除けの鈴などの対策用品を一切持っていなかったという。

   なお、同署は今回の出来事を受けて「熊を見かけたら戦わず、そっと離れて通報してほしい」と1日に呼びかけていたが、長谷川副署長は

「それ以前に、熊と遭遇しないようにすることが大事です」

と指摘。普通の人は、出没例のある場所に行く際はしっかりと対策をしてほしいと、改めて注意喚起している。

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