【女の相談室】「うわ~、こんなに抜けるの!」 新米ママの悩み「産後脱毛症」

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   「ええ~、こんなにゴッソリ抜けるの!」。出産後数か月、風呂場で洗髪していると、床に黒々とした髪の塊(かたまり)が落ちるのを見て、ショックを受けるママは多い。「産後脱毛症」といわれる症状で、2人に1人が経験する。

   ほとんど治療の必要はなく、1年後には元どおりの髪に戻るが、その間のケアはどうしたらよいのだろうか。米国皮膚科学会が2016年8月9日、学会のウェブサイト上に「産後脱毛症を乗り切る方法」を載せた。参考にしたらいかが。

  • 女性にとって髪は命とも(写真はイメージ、本文とは関係ありません)
    女性にとって髪は命とも(写真はイメージ、本文とは関係ありません)
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1年後には元に戻るが...

   それによると、妊娠中は女性ホルモンが盛んに分泌されるため、ふだんは抜け落ちる髪まで成長を続け、「スーパーモデル並み」の豊かな髪になるという。しかし、出産後に女性ホルモンが通常の分泌量に落ち着いてくると、妊娠中に増えていた分まで一気に抜け落ちてしまう。これが「産後脱毛症」だ。

   髪の脱落は出産の3~4か月後に始まり、その数週間後にピークに達するが、ほとんどの場合、赤ちゃんが1歳の誕生日を迎える頃には元に戻る。同学会では「1年後以降も回復しない場合は、専門医を受診するように」とアドバイスする。治療の必要がない一時的な脱毛とはいえ、薄毛になるのは女性にとって悩みの種だ。そこで同学会では、脱毛をできるだけ減らす髪のケアとして次のような方法を推奨する。

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