成人の子の犯罪に親はどうすべき
8月26日放送の「news every」(日本テレビ系)に出演した中央大学法科大学院の野村修也教授は、「親の責任の重さを痛感するが、親にできることの限界もあると思う。成人が犯した罪なので、本人の罪と親の責任は切り分けて考える必要がある」と述べた。
「親の責任論」は、タレントのみのもんたさんの次男が2013年9月、窃盗未遂の疑いで逮捕された際にクローズアップされた。次男の逮捕から2日後、みのさんは自宅前での記者との質疑応答で、31歳の息子の責任を背負うべきだと言われるのは筋違いだと主張。その後もラジオ番組で「私は別に何をやったわけでもない」「あくまでこれは他人のこと」と発言した。
みのさんはその後、司会を務めていた情報番組を降板したが、ネット上では最初のみのさんの発言に対する批判が止まなかった。
高畑さんとみのさんを比較し、ツイッターには
「高畑淳子の会見にとやかく言う人いるけどみのもんたの会見に比べたら比較にならないくらい立派だと思うけど」
「みのもんたの時も思ったけど、なんで高畑淳子さんが謝ったり仕事失ったりするほど責められなければいけないんだろう」
「みのもんたの時はさんざん叩かれてたのに、高畑淳子の時は同情ムード笑 所詮雰囲気かな」
との書き込みが見られた。
評論家の宮崎哲弥氏は26日放送の「ひるおび」で、高畑淳子さんの「親の責任」について、
「過去にも大女優のご子息が薬物事件を起こしたり、大物司会者のご子息が窃盗事件を起こしたりした。それをふまえてどう考えるかになるが、この事件自体が今までになく重大で、凶悪な事件だということが前提にならなければならない」
と語った。