違反者はツイッターで公開、という規約も
さらに、規約に驚きが広がった。入会する際に要求されるのが、同社や他社の広告を掲示するため必要な携帯端末や、ログ、cookie、そして保護者名義を含むクレジットカードなどの情報だ。アカウント凍結を解除する場合は学生証の画像を送らなければならないし、他社のSNS、例えば「LINE」やアプリのレビューなどに「ゴルスタ」運営の悪口を書いてはいけない。違反が見つかった場合はユーザー名をツイッターで公開する。会員の中に中高生でない人が見つかった場合は警察当局に即座に通報する、などがある。
26日にこうした事実が伝わると、ネットユーザーからは「ゴルスタ」公式ツイッターに批判が殺到した。なぜか「オウム真理教」関連の写真が多数投稿されている。同社の公式ホームページにもアクセスが集中し、26日18時現在、閲覧ができなくなっている。
また、中高生ではない大人がわざと「ゴルスタ」の会員になり、掲示板にワイセツな書き込みをするイヤガラセ行為も相次いだ。そして、「自分は会員になってから6分でアカウントが凍結された」などという「凍結自慢」の競争も起こっている。
また、消費生活センターに連絡する人もいて、担当者とのやり取りの一部始終をツイッターで報告する人も現れた。
J-CASTニュースは8月26日にネット上で騒ぎになっていることについて、スプリックス社に取材を申し込んだが、
「申し込みがあったことは担当者に伝えますが、返事ができるかは分からない」
として、連絡は同日18時現在、来ていない。