俳優・高畑裕太容疑者の逮捕をうけ、2016年8月26日朝に謝罪会見を開いた母親で女優の高畑淳子さん。
憔悴しきった様子ながらも、報道陣の質問に一つ一つ丁寧に答える姿が印象的だった。ただ、「親はバカなもので」と自身も述べるように、裕太容疑者を「かばう」発言も目立った。
「私はどんなときでもお母さんだから」
淳子さんは、会見冒頭「このたびは...大変な...ご迷惑をおかけしました...大変なことをしてしまいました...」と言葉を詰まらせながら謝罪し、「(裕太容疑者は)目を腫らし、震えて泣いていた」と16年8月25日の接見時を振り返った。
続けて、学生時代は規律を守れなかった、綺麗な女性芸能人にうかれていた、と過去に見た裕太容疑者の「危うさ」を明かすと、事件を起こしたことについて「彼の甘さだと思います」「ここまで愚かだとは思いませんでした」とバッサリ。芸能界復帰も「してはいけないと思います」と断言した。さらに、自身も「私の育て方がいけなかったんだと思います」と後悔をにじませた。
しかし、「親はバカな生きもので、こういうときでも子どもをかばおうとしてしまう」と述べた。「不謹慎かも知れませんが...」と前置きしたうえで、「私はどんなときでもお母さんだから、姉はどんなときもお姉ちゃんだから」と、裕太容疑者と接見時に伝えたことを涙ながらに明かす場面もあった。
こうした発言に対し、ツイッターで
「『あんたなんかもう息子じゃない!』と子離れ親離れするのが筋」
「子が子なら親も親」
「甘すぎるというか親バカ過ぎ」
といった厳しい声も上がっている。