真夏の東京五輪は熱中症が怖い 酷暑の都心走るマラソンどうする

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ミストシャワーと移動式樹木が救世主

   コメンテーターのジャーナリスト、青木理氏がこんな質問をした。

青木「予定コースは今からでも変えられるんですか」
鈴木「理由をIOC(国際オリンピック委員会)が理解すれば(大丈夫)」

   選手にとってはミストを浴びられる回数が増えるうえ、運営側としてもミストの設置数が減るのでコストダウンにつながり、一石二鳥だ。

   マラソンの場合、観客はスタジアムだけでなく、コースの沿道からも声援を送るので、そのための暑さ対策も考えなければならない。鈴木氏が「現在検討されている」と明かしたのが、「移動式樹木」だ。コメンテーターの菅野朋子弁護士は、この案に賛同した。

菅野「樹木は選手にとってもいいのでは。緑があるだけで違いますよね」

   東京都の実験では、移動式樹木の設置場所の周りが10度ほど下がったという。

   あと4年の間に、有効な対策が打たれることを期待したい。

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