お笑いタレントの有吉弘行さん(42)とフリーアナウンサーの夏目三久さん(32)の真剣交際・妊娠報道をめぐっては、双方の所属事務所が、報道が出てからしばらくして後、「事実無根」とするコメントを出した。
交際をストレートに報じたのは2016年8月24日付の日刊スポーツ1紙のみ。この報道に対し、事務所のコメントが別媒体に報じられたのは24日夜になってから。有吉さんも夜までツイッターを更新せず、「1面スクープ」が丸一日放置されていた形だ。ネットでは「否定が遅いことに違和感」といった反応も出ている。
夜になって「法的措置も検討」
有名人の熱愛といったスクープが出た場合、通常は他媒体が、(肯定であれ否定であれ)所属事務所のコメントや関係者の話を伝える「後追い」報道をすることが多い。ところが、今回に関してはいつものような勢いはなく、夕刊フジ(含むネット版「ZAKZAK」)が有吉さん側の事務所の「現在確認中」というコメントを伝える程度だった。
結局、事務所の否定コメントが伝えられたのは24日夜のこと。23時過ぎ、デイリースポーツ電子版が有吉事務所の言い分を報じた。記事によれば、事務所は有吉さん本人に確認したことを説明した上で「事実無根」と話したそうだ。同様のコメントは、その後、スポニチアネックスやサンケイスポーツ電子版も報じている。
一方、夏目事務所のコメントは25日未明にスポニチアネックスが報じた。「事実無根とはっきり申し上げます」というコメントに加え、報じた新聞社に対して法的措置も検討していることを伝えた。
夏目さんは、タモリさんや堺雅人さんも所属する田辺エージェンシー、有吉さんは太田プロダクションの所属。同プロには、高島礼子さんや柳原可奈子さんらがいる。ともに大手プロダクションだが、報道を全否定するまでには丸一日近くを要した形だ。
「違うならもっと早くできたはずでは」
当事者たちも報道をスルーしていた。
24日朝、夏目さんは情報番組「あさチャン!」(TBS系)に生出演したが、報道には触れずに何事もないように進行した。日頃、頻繁にツイッターを更新していることで知られる有吉さんも23日21時過ぎのツイートを最後にストップ。24日22時30分すぎにようやく更新したが、「これを狐につままれたような気分というのか。。。」という意味深な内容にとどまり、明確には否定しなかった。
勿論、当人や事務所関係者の仕事が詰まっていて、確認に時間を要した可能性もある。とはいえ、こうした当事者や事務所の対応に対して違和感を持った人も少なくなかったようで、インターネット上には
「なんで丸一日開けて否定しだしたんだ」
「否定が遅い事に違和感」
「ガチで違うならもっと早く否定できたはずでは、って思う」
といった指摘がいくつも上がっている。
なお、日刊スポーツは25日付の紙面で「年内結婚へ」という続報を出しており、事務所の言い分と真っ向から対立している。