おからは炒めるだけで健康効果アップ
ダイエットに効果的な調味料が「ドライおから」だ。
おからに含まれる成分「大豆サポニン」は代謝促進と中性脂肪の低減、「大豆ペプチド」は体脂肪の燃焼を促進する。オリゴ糖は善玉菌を増やし、腸内環境改善にもつながる。
生でも健康的な食材だが、乾燥させると食物繊維量が激増する。おからが100グラム中11.5グラムに対し、ドライおからは43.6グラム。レタスの約30倍にもなる。
作り方(3日分)は、おから100グラムを弱火から中火で30分ほど炒めるだけ。フライパンにクッキングシートを敷けば、焦げ付きが少なくなり、後片付けも簡単だ。冷蔵庫で7~10日間保存できる。
これを1日大さじ山盛り3杯(30グラム)、食事と一緒に食べる。便通促進に加え、水分を吸収するのでかさ増し効果もあり、ダイエットにつながる。料理の味を邪魔しないので、何にでも入れられるのもうれしい。
この健康法を試したのが、元プロ野球選手の元木大介とお笑いコンビ・ニッチェの近藤くみこだ。元木は朝食のヨーグルトに振りかけ、近藤は肉の量を減らしドライおからを入れたギョーザなど、2週間食事にドライおからを取り入れる生活を続けた。
2週間後、元木は体重が89キロから86キロに。お腹周りは99センチから94センチ、下腹周りも99センチから93.5センチにダウン。
近藤は体重が68キロから65.8キロに、体脂肪率は41%から35.8%に。お腹周りは96.5センチから90センチ、下腹周りも98センチから91.5センチにダウンし、二人ともダイエット大成功となった。