SMAPの木村拓哉さんの妻で歌手の工藤静香さんが米・ハワイから帰国し、SMAP解散に関する「木村さん悪者論」へ反論した。
SMAP解散をめぐっては、メンバー5人がそれぞれラジオで思いを語ったが、そのコメントは簡潔なもので、解散の真相は謎のままだ。報道の中には、キムタクこと木村さんが他の4人のメンバーを裏切ったように構図を描くものがある。この構図に木村さんは異論を唱えており、今回、静香さんが援護に参戦した形だ。錯そうする情報に、「政治の情報戦のようだ」と感想をもらす政治ジャーナリストもいる。
「SMAPを守るためか?」「その他にないです」
静香さんが帰国し、報道陣の取材に応じたのは2016年8月23日。スポーツ報知(24日、ネット版)によると、「(木村さんが)他のメンバーを裏切ったかのように報じられている」ことについて聞かれると、「皆さんの想像とは違うと思います」と答えた。木村さんの一連の行動は「SMAPを守るためか?」との質問には、「その他にないです」と夫をかばった。
報道陣の質問に出た、「木村さんが裏切った」とする構図に関する報道は、たとえば、
「中居、裏切り木村と『口きくんじゃねーぞ』 SMAP解散の真相<2>」(日刊スポーツ、ネット版8月16日)
「キムタクの裏切り過去にも...(略)」(日刊ゲンダイ、ネット版8月18日)
などがある。
一方で、スポーツニッポン(ネット版、8月23日)は、
「キムタク 解散の『元凶扱い』に異論 『自分自身は変わっていない』」
の見出しで、静香さんより1日早くハワイから帰国した木村さんが、22日に報道陣に答えた内容を報じている。